Apple_II/[表]_機械語モニタ



1977年に発売された PC "Apple II" の 機械語モニタのコマンド一覧です。
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■ メモリ確認

0000指定アドレスの値を確認
0000.00000000~0000 の範囲にある値を表示
(Return)続きのアドレスから 8 バイト分表示

■ メモリ編集

0000:00指定アドレスに値を書込む
0000:00 00 ...(連続した記述も可能)
:00続きのアドレスに値を書込む
:00 00 ...(連続した記述も可能)

■ 移動・比較

0000<0000.0000M0000~0000 の範囲にある値を、0000 以降へコピーする (Move:移動)
0000<0000.0000V0000~0000 の範囲にある値を、0000 以降の値と等しいか検証する (Verify:検証)

■ 実行・リスト表示

0000G機械語プログラム実行。指定アドレスへ制御を移す (Go:行く)
0000L指定アドレスから20命令分をディスアセンブルし、結果を表示 (List:一覧)

■ カセットテープへのセーブ・ロード

0000.0000W0000~0000 の範囲にある値を、テープへ書込む。テ-プリ-ダに10秒先行(?) (Write:書く)
0000.0000R0000~0000 の範囲にある値へ、テープから値を読込む。エラ-時 "ERR" と表示 (Read:読む)

■ その他

0000S指定アドレスからステップ(1命令)実行。ディスアセンブル・内部レジスタ表示も(Sレジスタは命令実行後に)行われる (Step:一歩)
0000Tステップ実行。このTRACEコマンドはBRK命令実行かリセットボタンを押すまで続く (Trace:たどる)
(Ctrl-E)6502のレジスタの中身を表示する (Examine:調べる)
I反転ディスプレイモード (Inverse:反転)
N通常ディスプレイモード。複コマンドを区切り文字で1行にする際便利 (Normal:通常)
(Ctrl-B)Apple ROM へインストールされている言語を実行 ($E000 からコールドブート)
(Ctrl-C)Apple ROM へインストールされている言語を再実行 ($E003 からワームブート)
00+0000 と 00 の加算を行い、結果を表示
00-0000 から 00 を減算し、結果を表示
0 (Ctrl-P)出力を、指定したスロット番号のデバイス(インターフェースカードに即している)へ切替 例:"0" の場合、Apple のディスプレイ出力
0 (Ctrl-K)指定したスロット番号のデバイスからの入力を許可 例:"0" の場合、Apple のキーボード
(Ctrl-Y)機械語プログラムのサブルーチン($03F8)へ飛ぶ

■ 簡易アセンブラ

![IIe] 簡易アセンブラを呼び出す ([II] は "F666G")
!800:LDA #00指定アドレスに "A9 00" を書き込む
! STA 0800続きのアドレスに "85 00 08" を書き込む
!(Return)[IIe] ミニアセンブラを終了する ([II] は "FF69G")

■ 参考


ペ-ジ作成 : 20190515
簡易アセンブラの IIe での起動(終了)コマンドを併記 : 20190620
ページタイトル変更 (元 : "Apple II 機械語モニタ") : 20190908

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